高湯温泉

安達屋の歴史・効能

History of Adachiya

高湯の起源、
それは、夢枕から始まった。

高湯温泉安達屋誕生の物語

安達屋旅館の温泉は慶長十二年、今から約四百年前伊達家の家臣菅野国安を父に持つ、菅野三四郎(安達屋初代)が仙台城に赴く途中、鳥川の観音寺に立ち寄り宿泊したところ夢枕に一人の行者が現れ「武門を解き西の山に温泉を探し諸人のために尽くせ」とのお告げがあった、 これはきっと私に課せられた天命と山中を幾日も探し歩いた所、大きな岩がある荒涼とした所にたどり着き、 そしてその上に一人の高僧が存し「万来、万来お前が来るのを一千年も待っていた」と告げた、 三四郎は「正にこの光景は夢枕に現れたものと同じであり、今こそ所願達成のとき」と経を唱えながら岩を取り除こうとしたところ不思議と金剛力が出て岩は砕け散り温泉が湧き出たのが始まりと言う古文書が残されており、 薬師堂裏の当館の墓地にはその歴史を見ることができます。 泉質は硫黄泉でその昔ここ信夫高湯は、蔵王高湯、白布高湯と共に奥州三高湯と呼ばれ、どんな病気でも三日入れば治ると言われた名湯です。

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The origins of Takayu
began with a dream.

The story of the origins of Adachiya at Takayu Onsen

The founder of Adachiya is Kanno Sanshiro. He was the son of the Date Clan vassal, Kanno Kuniyasu. Approximately 400 years ago in Keicho 12 (1607), he spent the night at Kannon-ji Temple in the Torikawa area while on his way to Sendai Castle. A monk appeared to him in a dream and told him he should leave his warrior family behind and search for a hot spring on the mountain to the west for the good of all people. Believing it to be a mandate from heaven, he walked and searched for many days on the mountain. He arrived at a desolate place with a large rock, and on top of that rock was a high priest who said, “Welcome, welcome. I’ve waited 1,000 years for you to come.” Sanshiro exclaimed, “This is the vision that appeared in my dream that has now been fulfilled.” When he attempted to remove the rock, he was mysteriously filled with a great strength and shattered the rock, from which gushed forth a hot spring. An ancient text records this origin of the hot spring at Adachiya Inn, and that history can be seen at the inn's graveyard behind Yakushi-do Hall. The water is sulfur spring, and long ago Shinobu Takayu, Zao Takayu, and Shirabu Takayu used to be collectively called Oshu Santakayu. The well-known hot spring that is said to cure any illness when bathed in for 3 days.

薬師堂お不動様

紅葉の薬師堂

安達屋の温泉

自家源泉による白濁の湯。泉質は含石膏明ばん硫化水素泉。
神経痛、リューマチ、皮膚病、婦人病などの効能の他、「美人の湯」としても知られています。

大気の湯

夜の景色

安達屋の温泉成分

源泉名 湯花沢3番、5番、6番地合併
源泉所在地 福島県福島市庭坂字湯花沢3番、5番、6番地
温泉分析申請者 菅野光信
泉質名 酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
(旧泉質名 酸性硫化水素温泉)(掲示用泉質名 硫黄泉)
療養泉分類の泉質に基づく、
禁忌症、適応症等は次のとおり

[禁忌症]

  • 一般的禁忌症(浴用)
    急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(得に初期と末期)
  • 泉質別禁忌症(浴用)
    皮膚、粘膜の過敏な人特に光線過敏症の人、高齢者の皮膚乾燥症

[適応症]

  • 一般的適応症(浴用)
    神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
  • 泉質別適応症(浴用)
    慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
泉質 酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
(旧泉質名 酸性硫化水素温泉)  [掲示用泉質名 硫黄泉]
(低張性-酸性-高温泉)
資料

1kg中の成分・分量及び組成に関しては、コチラを参照ください。

【陽イオン】

成分名 ミリグラム ミリバル ミリバル%
水素イオン(H+) 1.6 1.58 11.64
ナトリウムイオン(Na+) 58.1 2.53 18.64
カリウムイオン(K+) 20.1 0.51 3.76
マグネシウムイオン(Mg3+) 23.3 1.92 14.15
カルシウムイオン(Ca2+) 83.8 4.18 30.80
アルミニウムイオン(Al3+) 25.1 2.79 20.56
マンガンイオン(Mn2+) 1.1 0.04 0.29
鉄(II)イオン(Fe2+) 0.5 0.02 0.15
陽イオン計 213.6 13.57 100

【陰イオン】

成分名 ミリグラム ミリバル ミリバル%
フッ化物イオン(F-) 1.9 0.10 0.70
塩素イオン(Cl-) 50.5 1.42 9.96
水硫イオン(HS-) 0.0 0.00 0.00
ヒドロ硫酸イオン(HSO4-) 31.8 0.33 2.32
硫酸イオン(SO42-) 595.7 12.40 87.02
炭酸水素イオン(HCO3-) 0.0 0.00 0.00
炭酸イオン(CO32-) 0.0 0.00 0.00
陰イオン計 679.9 14.25 100

【遊離成分】

非解離成分

成分名 ミリグラム ミリモル
メタケイ酸(H2SiO3) 167.8 2.15
メタホウ酸(HBO2) 8.0 0.18
遊離硫酸(H2SO4) 0.1 0.00
非解離成分計 175.9 2.33

溶存成分

成分名 ミリグラム ミリモル
遊離二酸化炭素(CO2) 41.3 0.94
遊離硫化水素(H2S) 4.7 0.14
溶存ガス成分計 46.0 1.08

【その他の微量成分】

成分名 ミリグラム
総ヒ素 0.005未満
銅イオン 0.01未満
鉛イオン 0.005未満
総水銀 0.0005未満

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